ピスタチオはみどりいろ

推し活のことをゆるゆる書きます。アイドル、お芝居、野球など

舞台「桃源郷ラビリンス」

2019.4.13 sat 

おかやま未来ホール

 

少し前に観劇した公演になりますが、感想を覚えている範囲で書いておけたらと思います。

良いなと思ったことはもちろん、微妙だなと思ったことも素直に書くので、ご注意ください。

 

こちらの公演は、ツイッターで情報が流れてきてるのを見て興味を持って、公演一週間前ぐらいに一般でチケットを取りました。

原作は小説のようですね。

ニコ生で公演直前にやってた東京公演アーカイブ配信はネタバレが嫌で見ることができず、予習無しで岡山へ。

岡山で観劇するのは初めてなので超新鮮でした。桃太郎伝説が元になっているから岡山で公演なんですね。

 

幕が上がってまず一番に思ったのが、キャラが多いな!ということ。

オープニングが全員でのダンスというのが予想外でめちゃめちゃ驚きました。大人数でのオープニングダンスは圧巻。

 

序盤のシーンで小道具絡みのアクシデントがあったのですが、桃太郎がアドリブで笑いに変えてくれました。さすが。

 

ストーリー的には、若干説明不足なところも多かったですが、初見でもなんとか付いて行けた感じです。桃太郎が鬼を倒すっていう王道のストーリーをメインにしつつ、「こうきたか!」と思わせる展開が散りばめられていました。

ただ、前半に比べて後半の展開が駆け足で、全体のテンポとしては少し悪いかな?というのが率直な印象。

 

あと、やっぱり登場人物が多かったのでこの人どこの誰だっけ!ってなることが多々……。私が記憶力よくないのもあるけども。

童話の桃太郎の知識はもちろん必要ですが、酒呑童子茨木童子頼光四天王の知識がなければちょっと頭が混乱する。私は昔やってたスマホゲーのおかげで酒呑童子茨木童子坂田金時源頼光の四人はうっすら知ってたのですが、それでも、かなり混乱しました。

他にも、なぜ桃太郎の祖父は若いのか?茨木童子が綱に過剰反応するのは伝奇の影響?あの白髪の人(源文珠丸)はなんで一人だけあんな目立つビジュアル?などなど、知識不足も相まって観劇中に疑問が湧きまくる。

上にも書いたように後半の展開が駆け足だったこともあり、キャラが多い割に掘り下げができてないな〜という印象になってしまいました。このへんは原作をちゃんと読んでたら印象がだいぶ違いそうですね。

 

ちなみに酒呑童子茨木童子の二人はビジュアルが最高に私好みで、なおかつ劇中の二人の関係性もとても良かったです。酒呑童子のことを想う茨木童子が可愛すぎる。

 

観る前は、おとぎ話の桃太郎の転生者である桃太郎と鬼の転生者である尊を軸に話を進めるのかなあと思っていたけど、案外この二人が主軸って印象は受けませんでした。というより、尊の存在感がちょっと薄かったような気がします。鬼として覚醒してもっともっと大暴れするのかと思ってましたが、そんなことはなかった。

 

セットはプロジェクションマッピングのおかげで場面の切り替えが分かりやすかったです。

これは完全に余談ですが、推しのアイメイクが遠目から見ても分かるぐらいバチバチに濃くて、メイク濃いやん〜!!と心の中でツッコミ入れてました笑

 

明らかに続編がありますって感じで終わったので、続きは秋に公開が決定している劇場版になるんでしょうね。

続きは気になるので、もしかしたら観に行くかもしれないです。